15年前、港区高輪住民だった私も少しばかりメンバーの一員と名乗って、できる範囲での活動を一緒にしています。
プログラム一部引用
『昨年の5月の連休明け、縁あって初めて女川町にお邪魔させていただいてから1年と2か月になります。震災後の混乱の中、勢いと思いのまま手さぐりで始めた活動でした。(中略)大きなことはできませんが、引き続き我々にできる支援の形を考え、女川の方に寄り添っていきたく思います。』
東日本で起こった地震・津波のこと、原発事故で今も避難生活を送っている人たちのこと、直接何かができなくとも寄り添う気持ちだけは忘れない。改めてそう思いました。
今回のチャリティには女川町の仮設住宅に住む女川マザーズ(支援を受ける側から自立した生活をとがんばっている女性グループ)の、端切れを使った小物などたくさんの手作り品が持ち込まれていました。すべて無料です。私はカンパをして刺しゅう入りのタオルをいただいてきました。
高政さんの蒲鉾、これは大人気で残念ながら私が行ったときには完売でした。
パフォーマンスもプロの方だけではなく、地元から港区立三光小学校の児童合唱や明治学院大学白金ベルハーモニーリンガーズのハンドベル、慈恵医科大学医療従事者によるゴスペルなど地域の方の参加で温かいぬくもりのあるコンサートでした。
朝から私は、南品川にある国際文理学院というサポート校の見学と荏原文化センターで行われた、チェルノブイリハートの上映会と内部被ばくの講演会に行っていたので、午前中のプログラムは見ていませんが、港区長や港区議会議長も来賓としておいでいただけたようです。行政にも応援いただけているのですね。私も品川区議会議員として紹介いただいちゃったので、気が付かなかった客席の知り合いと話をすることができました。楽しかったです。この団体は支援活動など充実したホームページを持ってますので、コンサートの様子も近日中にアップされるはずです。(HPはこちら)ぜひご覧ください。(井上八重子)