「議会改革が~前進~」前進というにはちょっと恥ずかしいですが…

 

内容には無関係ですが、10月25日行政視察の帰りに、北九州空港での火災事故発生という訓練を目撃しました。

   情報公開は市民自治を広げるためには最低限必要なこと!特に情報が表に出ない、議会で何をしているかわからないという批判がある中で、生活者ネットが求めてきた「市民に開かれた議会改革」のほんの初歩ですが、また一歩前進しました。 

何が前進かというと、委員会開催前に区議会ホームページに委員会の内容が公表されるようになりました。関心のある市民が、案件によっては議会の傍聴をすることが可能になります。今までは議員から情報を発信するしか方法がなく、限られた方にしか届かないという不公平が生じていました。

まあここまで来るのになんと時間がかかったことか。

これはまだ改革の誕生ぐらいのものですので、委員会資料をホームページで公開する、公開日をもう少し早くするなど、成長させていきたいと思います。 

今迄に品川・生活者ネットワークが議会改革に提案してきた内容

1.市民が誰でも防潮できるよう、議場のバリアフリー化を進める。幼児連れでも安心して傍聴できるよう、傍聴席に防音室を設ける。

2.情報公開の開示手数料は無料にし、コピーのみ実費とする。

3.予算・決算書を見やすく改定し、図書館では閲覧のみでなく貸し出し制度を導入する。

4.CATV放送およびインターネット配信は、再質問を含めすべて発言を放映する。

5.永年在職議員表彰は廃止する。

6.海外調査費の予算化は止めて、緊急かつ重要課題が発生した場合は補正予算を組み対応する。

7.「議会議事録のインターネット公開は開会後おおむね2か月」に短縮する。 

12010年昇降機を設置。42012年第3回定例本会議より試行。62013年度議会の予算要望から削除。7は検索機能無しのPDF対応で実現。 

『議会は議員のみが知ればよし』という旧態依然とした場に、正確な情報をもとに判断できる市民の自治拡大に普通の市民の参画はやっぱり大きな意味があると確信します。(井上八重子)