ダブル選挙!投票率を上げよう
- 久しぶりに、職場のOBの集まりに参加しました。私は臨床検査技師として大田区の牧田病院で勤務していました。2年正規職員、10年子育て期間中無職、また短時間非常勤として同病院で10年勤めました。内科外来で検査依頼書を作成するという仕事だったので、看護婦さんたちとの交流の方が親密で、現在に至るまで定期的に交流を深めさせていただいています。
今日は、やっぱり無関心ではいられない、都知事や衆議院の選挙の話題がでました。都知事選は誰に投票したらいいの?
石原都政を継承してほしいのか、福祉を切り捨て、福島原発事故を些細なことと言い放ち尖閣諸島を都が買うと息巻いてアジア諸国との関係を悪化させたことを批判するのか、自分の考えを冷静に問うのがいいのではないですか!と私の考えをお話ししました。決めるのは一票を持つ主権者ですから。
当然ながら次は国政です。みんな誰に投票したらいいのかわからないという意見でした。
私も投票依頼をしようという立場ではありませんから、自分にとって、一番優先したいものが、原発の廃止なのか、消費税なのか、TPPなのか、何かまず決めようよ。と政治談議がはじまりました。本音で話せる仲間でしたので、結構面白かったです。
原発は核廃棄物の処理ができないのにこのまま続けて、子どもに負の遺産押しつけたままでいいわけないよね。TPP!何が良くて何が悪いのか、テレビ見ても新聞読んでもわかんないよね。社会保障も配偶者控除とか3号被保険者とか言ってないで、女性も働いたら働いただけの税金払って、男女問わず同一労働同一賃金を保障する社会がいいんじゃないの。
そうだよ。自分が一番大事と思うことを主張している議員を見つけて投票するしかないよ。で見つからなかったら棄権するんじゃなくて、白票にして意思を示すのがいいんじゃない。
こんな会話ができる仲間ですから、子どもたちにも投票には行きなよねと言っていると思いますが、20代30代の投票率が低いのが気がかりです。
政治屋さんは良くも悪くも、投票してくれる人の声は無視できないのです。
2011年の都知事選年齢別の投票率は20代41%、60代は70%。2009年衆議院選挙では20代49%、60代84%です。
選挙に行っても何も世の中変わらないよという前に、投票に行って本当に何も変わらないのか見極めようよと若者に伝えたいです。ちなみに私の子どもは必ず選挙に行っていますが、10月に東京に転居した娘夫婦には都知事選挙の投票資格はありません。悔しがっています。(井上八重子)