7月2日、中途議決で一般会計補正予算に賛成しました

2回定例会議に提出された一般会計補正予算は、東京都からの100%財源でスポーツ祭東京2013および2020年オリンピックおよびパラリンピック招致機運助成事業助成1.100万円、Hib・小児肺炎球菌・子宮頸がんワクチンの定期予防接種化に伴う財源更生22700万円、工事の労務単価引き上げに伴う工事費1200万円の増額が主な内容です。歳入歳出それぞれ252375千円を追加して総額が1334676万円という補正が組まれました。 

スポーツ祭東京2013は東京国体のことで、あまりにも盛り上がりに欠けるためもう少し力を入れることはよいことと判断しました。品川区内では1034日に総合体育館でハンドボール競技が開催されます。

 私の所属する委員会ではHib・小児肺炎球菌・子宮頸がんワクチンの定期予防接種化に伴う財源更生を審議しました。

品川区は任意接種の補助額をおおむね半額で行っていたため、昨年までの子宮頸がんワクチン接種も対象年齢の少女の4割程度にとどまっていました。この4月より定期接種になるため、3月末に新たに対象となる中学1年生約1100人の少女に個別に通知を発送しています。接種実績は中学一年生の比較でしか示せないという事であったが、4月では昨年30人今年63名、5月は昨年80人、今年39名です。副反応が起こっている影響がみられます。

Hib・小児肺炎球菌の定期接種には反対するものではありませんから、子宮頸がんワクチンについて教育委員会と連携して対象者への正確な情報提供を徹底することを求め賛成しました。

 子宮頸がんワクチン接種により思春期の少女が重い副反応と治療法も見つからない中で苦しんでいる実態を看過することは出来ません。リスクの大きい予防接種よりも女性が子宮頸がんの検診を受けやすくする環境を整えることと学校教育の中で性教育を行っていくことの方が優先されるべきです。(井上八重子)