あした笑顔になあれ~夜回り先生水谷修氏講演会~
7月16日(水)19:00から水谷修さんの講演会が、水谷修氏講演会実行委員会・NPO法人しながわチャイルドライン主催で荏原文化センター大ホールを満席にして開かれました。
水谷先生のお話を聴くのは初めてだったので、すごく楽しみにしていましたが、息もつかないスピードの語りに最初は圧倒されました。講演は90分でしたがそのスピードが変わらないことに驚きです。そして芝居がかった語りに戸惑いもありましたが、夜回りをしながら若者に対峙するにはそういった話術も必要なのだろうなと勝手に納得しました。
(実行委員会の席で、先生は言葉があふれるように一気に話されますよと言っていたことの意味が分かりました)
子どもたちは生まれた時から、非行に走ろう、売春しよう、いじめてやろう、カツアゲしようなんて思ってないですよ!
水谷さんは何度か会場に向かって、問かけをされました。
ほめられたことと叱られたことどちらが多かったですか?
この1か月夫婦喧嘩したという人どのくらいいますか?
学校のテストの結果で叱られたことのある子どもたちいますか?
子どもたちの置かれているつらいところの話がたくさんありました。
そして、今子どもたちが一番抑圧されているのが、家庭と学校ですよ。という言葉が悲しかったですね。そして共感もできました。
親がいつも険悪でピリピリしていたら、家に帰りたくなるだろうしほかのところに逃げたくなりますよね。学校であれもできないこれもできないとダメなところばかり指摘されたらやってられないよね。いじめが起きていたら嫌な場所だよね。
私は3歳の孫と一緒に今は暮らしています。日々の成長にこんなこともできるようになったね。すごいねぇと毎日ほめまくっています。同時に「あれもできないこれもできない」と言い出したのはいつからだったかなぁと自分の子育て振り返りました。
(井上八重子)