今日、議案が配布されました
品川区議会第3回定例会は9月19日~始まります。9月初旬から始まる議会が多いようなので、遅い開催です。
品川区では本会議初日の前週火曜日に議案が発送されるのが通例です。
配布された封筒の中には、条例議案が5件、区民住宅使用料不払いの訴訟を議会に諮らずおこなったという専決処分の承認を求める事件議案が1件、補正予算と2012年度の各会計決算が1件、報告案件として14件の資料が入っていました。そして監査委員会から2013年前期の監査報告書と2012年度の決算審査意見書というのもあります。
条例議案の主なものは私債権に関して延滞金の割合を10.9%を5%に引き下げる改正や消費税の引き上げが行われた場合に対応する様々な条件整備のための特別区条例の改正、上大崎1丁目に新たに設置される知的障がい者のグループホームや発達障害者の支援施設の設置根拠になるもの。
補正予算では、東日本大震災で大きな課題になった徒歩帰宅者支援協議会設立のための委託料600万円、私立保育園保育士の報酬上乗せや保育ママの事業所型3施設の開業準備に8400万円、大森駅前自転車駐輪場増設工事3900万円。それから国・都の全額支出事業として中国残留邦人等支援システム改修、認知症高齢者支援とケアの充実、生活保護システム改修、消費者啓発、特色ある教育活動などが追加されています。歳入歳出2億2600万円の補正予算が新たに提案されました。
上記のような条例議案や報告、補正予算の審査は本会議での一般質問9月19日・20日の後の24日(火)25日(水)10時から常任委員会で行います。
10月2日から16日間までの7日間は2012年度の決算執行を審査する決算特別委員会です。決算の議会の役割は「認定」ですから、執行機関に対しての権限はあまりないです。しかし地域の課題解決に適正に税金が使われたのかという細かい部分での指摘・改善を求める大切な場です。皆様からの機になるご意見をいつでも品川・生活者ネットワークにお寄せ下さい。
今まで頂いてきた一言提案なども質疑に反映していきます。傍聴は残念ながら別室での音声のみですが、議会棟5階にお部屋があります。議会事務局にお問い合わせください。(井上八重子)