品川・生活者ネットワークは特定秘密保護法案に反対です

11月27日、秘密保護法知っている知らないアンケートを武蔵小山でやるというので飛び入り参加しました。知っている人:知らない人は65:35ぐらいでまだ知らない人もたくさんいました。でも知っている人のほとんどが反対でした。 シールアンケートに協力してくれたお婆さんの言葉が印象的です。 「戦争を知らない人が戦争しようとしてるんでしょ!絶対ダメよ!」 「(今は)戦争前とソックリ!」 チラシ代をカンパしてくれた方の 「絶対にコレ(秘密保護法案)はダメ!!」 …
子ども達と自分たちの未来の為に 周りの方にもっと今の危機的状況を理解してもらわなければ。 

安倍内閣が国会に提出した「特定秘密保護法案」は、衆議院で強行採決されてしまいました。市民の知る権利や基本的人権やメディアの報道・表現の自由もまた奪われてしまうことになります。 

特定秘密保護法に関するパブリックコメントでは7割以上が反対の意見で占められています。国民はもとより、ジャーナリスト、学者、宗教関係の方々と多くの方たちが危機感を募らせ反対を表明しています。国民と国会の考えがこれほど乖離していては、まっとうな国の政治(まつりごと)はできないのではないでしょうか。 

特定秘密保護法の何が秘密なのか国民には知らさないまま、大臣が決めてしまいます。その範囲も明確ではありません。特定秘密にしたものは60年も公になりません。国民が過度に心配しなくても、「対象は秘密を扱う人だから大丈夫です」といったって関心を持つことが特定秘密ということも今の政権では考えられるでしょう。

例えば原発の安全性にどんな処置がされているのか、原発廃炉に向けた核燃料棒取り出し情報だって、テロの危険性があるということになれば秘密に出来る法律ですよね。さらに法律中には「その他」というあいまいな表現が32カ所もあります。 

訴えられて、裁判になっても、裁判のなかで特定秘密は明かされないので、裁判なんて成立しないでしょう。特別の人だけがかかわる法律だから、大丈夫と思ったら大間違いです。 

生活者ネットワークは特定秘密保護法案に反対します。(井上八重子)

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