リニア中央新幹線の問題を考える講演会が2月23日、品川で開かれます。
JR東海が東海道新幹線が50年近く経って老朽化していること、東海地震で想定される震源近くにバイパスが必要であるという判断でリニア中央新幹線を計画しています。 リニア中央新幹線は、2027年に東京―名古屋間が開業、45年には最終目的地の大阪まで到達する計画で、最高時速は500キロにもなり、全線開業なら大阪までわずか67分で結ぶことになります。
440Kmもの地下トンネルを通る運転手のいない列車。地下100メートルのトンネル。トラブルが起きた時に地上非常口まで100m上がるのか。考えただけでもぞっとします。
リニア中央新幹線の課題として挙げられること。
現新幹線の3倍もの電力量が必要でエネルギーの浪費に直結。電磁波が人体に及ぼす影響は。南アルプスにトンネルを掘ることで水脈は分断され、自然破壊は深刻。9兆円とも言われる建設費をJR東海だけで賄えるのかという採算性の問題。
こんな問題を一緒に考えようという講演会です。
JR東海“リニア中央新幹線”計画を考える
講演 荻野晃也 京都大学原子核工学教室元講師
川村晃生 慶応大学名誉教授 環境人文学
各地からの報告
時間:13:00~16:30
場所:品川区リ大崎第一区民集会所
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007211.htm
主催:リニア市民ネット東京
http://www.gsn.jp/linear/linear.html
資料代:500円
賛同:さよなら原発品川アクション
雪谷十姉妹の会
さよなら原発@めぐろ
なくそう原発大田実行委員会
原発を考える女たちの会