JR東海のリニア中央新幹線工事説明会の成果は2つ!!

1017日にリニア中央新幹線の工事認可が国土交通省から降りて、JR東海がスクエア荏原で116()1830より工事説明会を開きました。

ここでの成果は2つ!! 

社会状況や経済状況が悪化したとしても、必ず企業努力で乗り切り自己負担で工事を実施します。国民の要求があるんですか?本当に必要な事業ですか?9兆円もの経費をかけて行うことができるのですか?と指摘する声に対して東海道新幹線の増収をはかり自己負担で行いますと2度もJR東海は宣言しました。

見上げた根性です。

自民党国会議員が中心に組織するリニア推進議連が「国税を投入せよ」だことの「貸付金の利子を免除せよ」だの要求していることに対してJR東海はNO!と宣言をしました。
国民は信頼しましょう。税金(国費)は一銭も出しませんよ。皆さんも一緒に監視しましょう。
 

掘削残土の置き場所も決まらない状況でアセスもしていないでしょう!という質問に対し、工事着工までには残土置き場を必ず公表しますと回答。裏を返せば残土置き場が決まらない限り工事着工はいたしませんということです。

8割のトンネル掘削土はそう簡単には行き場所は決まらないでしょう。有害物質を含む残土が出たらなおさらです。

北品川4丁目品川学園隣の第一三共社有地に計画されている非常口は幅30m地下95mです。工事説明の窓口となる中央新幹線東京工事事務所℡03-6847-3701に掘削残土の置き場所は決まりましたか?と問い合わせ続けることを皆さんお忘れなく。 

今日の説明会には住民よりも背広姿の関係者とみられる方の方がたくさんいました。発注側と受給側といったところでしょうか。東京都内1回目の港区説明会では質問者が一人ということでしたが、品川区では15名ほどが質問しました。私は反対を宣言した上で質問しました。 

今後は該当町会への説明会をしますというJR東海に対して、充分な周知をという意見も多かったのですが、これではリニア中央新幹線計画に賛成というアリバイ作りにされてしまいます。百害あって一利なしのリニア中央新幹線です。

リニア沿線ネットなどのHPもご覧ください。ほかにもリニア中央新幹線で検索するといろいろ問題が見えてきます。(井上八重子)