生活クラブ生協のリターナブル容器回収の効果はすごいです
私が加入する生活クラブ生協ではグリーンシステムを導入して20周年になります。品川ネットも今年で設立20年の節目で、同じ歴史を刻んできたかと思うと感慨深いですね。
1994年生活クラブは、なるべくごみを出さずに環境負荷を減らすために、リサイクル容器からリユース容器(回収して再使用可能な容器)に切り替える取り組みをはじめ、これを「グリーンシステム」と名付けました。
グリーン(GREEN)は英語のごみ・減量・環境・地球の・必要性の5文字の頭文字!!(GarbageReductionforEcology and Earth’sNecessity)
勝手にグリーンは環境に良いとか思っていたのはちょっと認識不足でした。
リユース容器の代表格は牛乳ビンで20回から30回繰り返し使えます。またジュースビンや食酢、ドレッシングなども容器の規格を統一して中身を変えているのでこちらも非常に再使用の効率がいいです。
容器包装リサイクル法に基づき生活クラブが負担する再商品化費用はグリーンシステムにより2012年度は6.04.228円も節約。税金も例えば500mlのビンの場合、自治体収集費は1本当たり12円かかりますが、グリーンシステムでは0円です。節約した税金は2013年度は6.000万円になるとの試算が公表されました。
優れもののシステムですが、回収されない物もあるとのこと。回収がまだ73.7%とはもったいない。100%をめざすことで経費削減CO2も削減。私も地球環境に結構貢献していることがうれしいです。(井上八重子)