「みんなの学校」は理想ではなく現実の学校なのです
渋谷のユーロスペースにドキュメンタリー映画「みんなの学校」を見にいきました。試写会の案内もいただいていましたが時間が取れず断念。終了する3月20日までにはいかなければと3月7日の夕方に時間を作っていってきました。
特別な支援を必要とする子に対して特別支援コーディネーターの教職員もいますが、特別支援学級はありません。みんな一緒のクラスで学びます。ほかの学校で学校に通えなくなった不登校の子が転校して、自分の居場所として学校に通えるようになっています。
「インクルーシブ=多様性を認める教育」は障がいのある子が同じ教室で学ぶということに限るものではありません。様々な家庭環境の子や特性のある子の多様性が保障される、排除されない教室が存在することなのだとこの映画を見て理解できます。
学校が自分の居場所ではなくなってしまうこと。 学校や教室でその子の存在を無視したり、居づらくすることが起きれば学校へは行かなくなるのは当たり前。品川区もどこの自治体教育委員会も適応指導教室で学校に戻ることを目的にしています。しかし受け入れ側の問題を解決せずに、復帰する教育だけでは筋が違います。学校側の問題に目を向けていない現状は改善すべきです。
映画を観た後の3月11日は予算特別委員会中の教育費の款別審査。質疑中に教育委員会職員に向けてぜひ見に行ってほしいと提案しました。会議休憩中に教育次長や濱野区長にもパンフレットをお見せしました。(教育委員会関係者は映画観に行ってくれたかしら)
映画館での上映が終われば、自主上映会を企画することが可能です。
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