アベノミクスより、脱原発!ゼロノミクスの方がいい

アベノミクスより、脱原発!ゼロノミクスの方がいい 

脱原発政治連盟『緑茶会』キャラクターのゼロノミクマと代表の竹村英明さん、そしてお隣の生活クラブ神奈川で活動されている元副理事長の藤村康子さんが、吉田ゆみこ、田中さやかの応援に411日(土)武蔵小山と大井町に駆けつけてくださいました。

武蔵小山でも大井町でも、ゼロノミクマは買い物途中の小さな子たちに大人気、握手したり、ハグしたり、ハイタッチしたり、中には、ちょっとビックリしちゃったのか親御さんの陰に隠れちゃう、でも興味津々の子も居ましたね。

 

脱原発政治連盟は、脱原発を政策に掲げる候補者を推薦し、地域から持続可能なエネルギー社会への転換を実現しようとする政治連盟です。もちろん東京・生活者ネットワークとネットの総勢51人の候補者はみな推薦を受けての統一地方選挙です。電力自由化の時代を迎える2016年ももうすぐそこ。

「原発電力は買いません。私は太陽光発電を選びます」

「風力発電でお願いします」

「地熱電力を買います」

と、私たちは大きな声で言うことができるのです。ワクワクしませんか! 太陽光を原資とする光や熱、風、波などはそれ自体にはお金はかかりません。ですが原発にはウランを購入するための莫大なお金がかかりますし、厄介で危険極まる使用済み核燃料の管理・処分にも気の遠くなるお金が投入されています。原発災害へのリスクにかかわる費用も大変な金額であることを、私たちは理解しなければなりません。もちろん、自然エネルギーといえどもエネルギーを取り出す過程における危険はゼロではありません。しかし、原子力の内包する危険や火力にかかわる世界の資源の収奪に比して、国内で生み出すことのできる「地産地消のエネルギー」であることを評価するときではないでしょうか。どちらを選ぶか、私たちの選択が、自治体や国の省エネ技術促進策やエネルギー政策を決定していく時代が到来した! このことだけは確かです。

生活者ネットワークがある江戸川、世田谷や練馬、多摩や武蔵野、小平などでは、ネットのメンバーも参画しながら、市民立の発電所が立ち上がっています。うち江戸川や練馬は1020年の発電実績をもって政策を具体化してきています。品川には市民立の自然エネルギー発電所の動きがまだ具体化に至っていませんが、想いのある人たちと連携して、ぜひ市民発電所をつくっていきたいと品川・生活者ネットワークは考えています。フクシマを忘れない! 原発事故の経験をきちんと省みる『脱原発!エネルギーも地産地消』の政策を品川で実現するために、吉田ゆみこ、田中さやかに、わたくし現職の井上八重子は、「市民の議席」というバトンをきっちり渡す決意です。

今日は統一地方選挙の前半戦投票日、お隣の神奈川や各地の投票率が気になりますね

「議員なんて誰がやっても変わらないんじゃないの」

「政治家の不祥事が続くし、以前だったら閣僚辞任当たり前の人がおとがめなし。呆れるわ。だから選挙なんて行かない」

等々、これらは、地域でよく聞かれる声です。ですが、あきらめたり無関心でいると『いい加減な政治姿勢を許すことになり、一部の政治家の思うつぼ』です。国政への不満、右傾化する国のかたちへの危機感と選挙、とくに自治体選挙とが結び付かないと感じている人が多いのではないかと思います。しかし統一地方選挙で、昨年の国政選挙と同じように自民、公明与党の議席が過半数を占めるような結果になった場合、内閣は、アベノミクスや原発再稼働、自衛隊の軍隊化、憲法改正を国民が承認したと判断し、さらに加速して数で押し切る政治へと突き進むでしょう。だからこそ無党派、支持政党がないというニュートラルな人たちこそが選挙にかかわることに希望をつなぎたいですし、市民の投票行動如何で国の行方が変わる選挙といっても過言ではありません。

戦後70年、地域の日々の生活課題解決を展望するとともに、じつは国の行方を左右する大事な選挙です。今度こそ、ローカルから政治の流れを変えるために、投票という主権者市民の圧倒的権利を行使してください。(井上八重子)