品川区教育大綱パブリックコメント募集中
教育制度の改革の一環として、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律」が2015年4月より施行されました。これにより、地方公共団体の長は、その地域の実情に応じ、教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱を定めることとなりました。
この「品川区教育大綱案」が品川区のパブリックコメントにかかっています。
募集締め切りは11月4日(水)です。
大綱案のP4-1就学前教育の充実の3番目の○では『・・・子育て家庭の経済的負担の軽減や就学前の子どもに対する質の高い幼児教育環境の充実を図ります』
とありますが、子育て世代の経済的負担の軽減は実際には、幼稚園、保育園の保育料値上げから、すまいるスクール利用料の負担増と逆行しています。
P4-2学校教育の充実の三番目の○では『特別支援教育については個々の発達に即した対応を継続的に行う環境づくりを基盤とし、成長段階に応じた合理的な配慮や相談体制を整備し、適切な支援に取り組みます。』
この文中の『合理的な配慮』とは障害者権利条約や障害者基本法でいうものとは全くずれた使われ方をしています。
様々なご意見があると思います。ぜひ多くの方が自分の問題として次世代を担う子どもたちの共育・教育についてご意見をHPから、あるいはFAX、郵便にてお届けください。