区議会第1回議会報告会に参加しました。

ヤマダ電機前で呼びかける田中さやか議員

ヤマダ電機前で呼びかける田中さやか議員

5月31日、品川区議会主催の初議会報告会がきゅりあんイベントホールで開催されました。

大沢真一議長の諮問で議会内に議会改革検討委員会が発足し、住民参加分科会が中心になって今日の議会報告会が行われたとのことでした。

報告会は2部構成で行われ、2部の意見交換は議会に対する様々なご意見を知ることができて楽しくもあり面白かったです。ただ今回の議会報告会はイベント的要素が大きく、今後の議会報告会をどのように展開するが問われるのだろうと思いました。

生活者ネットワークの二人の議員(田中さやか吉田ゆみこ)は、16時に集合がかかっていると先に事務所から出発していきました。私も開会には遅れてはならないと、ヤマダ電気前のペデストリアンにつくと、「区議会主催の議会報告会18時半開催で~す。みなさんイベントホールへおいでくださ~い」という元気な声が聞こえました。3人の1期議員が案内係としてまちに立っていましたが、お誘いの呼びかけをしているのは田中さやか議員だけでした。ご苦労様。

CIMG4732会場では、長テーブル2つ並べた島がいくつも用意され、保育スペースや手話通訳、要約筆記、磁気テープ、撮影拒否エリアとさまざまな配慮が施されていました。議会として行政の施策に配慮を求めて提案している議員の成果が表れていました。私も議員12年の在職中は開かれた議会改革を目指し発言し、行動してきましたので、今日の議会報告会は歓迎します。一方で議員の独りよがりの改革にならないように、「開かれた議会」の根本の意味を一市民の立場で今後は注視していきたいと思います。

テーブルごとに行われた「区議会だより」についての意見交換では、「議会の争点を知らせてほしい」「議員の採決の賛否を載せてほしい」「決まったことしか知らされないのであれば興味がわかない」など、たくさんの意見が出されました。議会改革検討会の中の情報発信分科会で区議会だよりの紙面の改訂の議論が進行中です。なので、今日のような機会とテーマの設定は評価します。ただ、今日の参加は読者の一部です。テーブルに同席した現職議員に、読み手を置き去りにして、拙速に紙面改訂をすすめるようなことは避けてほしいと、要望しました。

「議会だより」や「区議会への要望」などをテーマにした意見交換も活発でした

「議会だより」や「区議会への要望」などをテーマにした意見交換も活発でした

2時間の予定時刻が過ぎ、同じテーブルでご一緒した方と名刺交換、そしてエレべーターホールでは、「お宅の若い議員、入り口前で大きな声出してがんばってたよ」とお褒めの言葉もいただきました。

とにもかくにも議会関係者の皆様、お疲れ様でした。継続した取り組みになることを期待しています。