これからの人生に幸あれ

東京から3時間かけて孫に会いに行き、帰りは事故渋滞で遅くなってしまいましたが、ブルーに輝くスカイツリーを見て帰ってきました。(2016.12.26)

東京から3時間かけて孫に会いに行き、帰りは事故渋滞で遅くなってしまいましたが、ブルーに輝くスカイツリーを見て帰ってきました。(2016.12.26)

もういくつ寝るとお正月と、今年も残り少ない日を数える時期となりました。今年も衝撃的な出来ごとがたくさんありました。
大きな地震や自然災害が多発し、未だ復旧されていないところもたくさんあります。速やかな復旧を願い、被災された方々にお見舞い申し上げます。神奈川の津久井やまゆり園の入居者殺傷事件は、犯行前の奇行と事件後の犯人の様子には驚愕します。その残虐な犯行は、全国の障がいのある皆様に大きな恐怖を与えました。許されません。一方で死傷された方々の報道には、命には違いがないと思うと、これで良かったのだろうかと考えさせられました。

そして12月の年の瀬に新潟県糸魚川の大規模火災で150棟にも及ぶ家屋が延焼してしまう事態が起こりました。自宅を焼け出されてしまった方々が呆然と焼跡を見る映像には心が痛みます。被災された皆様に一刻も早く暖かな住まいが確保され、新しい年が迎えられるようにと願います。

全くの私事ですが、4人目の孫が12月21日生まれ、病院に対面に行ってきました。ちょっと小さめだったのでお母さんとは一緒に退院できず今はまだ保育器ですが、今年中には何とかお家に帰れて息子家族4人が新しい年を迎えられたらいいなと思っています。

6人に1人が相対的貧困家庭といわれる今の日本社会です。子どもがどこの親の元に生まれても、健やかに育って行ってほしいと願います。国では膨大な借金があるにもかかわらず、過去最高の97兆円という予算が組まれ、その中でも防衛費が特出した伸び率です。
税収見込みは6割の約58兆円で、4割は将来世代の負担となる借金(公債金収入)に依存しています。政治とは税の再配分です。子どもに目を当てる政治が求められています。

来年度の品川区予算は大方編成が終わっているでしょうけれど、必要な人に必要なお金が再配分される税の使われ方になると良いと願っています。子どもの貧困の連鎖を断ち切るために、大人が明るく子どもに向きかあうためには「経済的なこと」「時間的なこと」「将来的な展望」というように一つひとつを見極めていく必要があると感じています。今後とも品川・生活者ネットワークの活動の中で提案活動を進めたいと思います。みなさんご一緒にやりませんか?

少し早いですが、皆様良い年をお迎えください。(井上八重子)