都心上空の超低空飛行は絶対にNO!!
羽田増便計画による都心上空の超低空飛行!あなたは我慢できますか?
大井町駅300メートル上空を1時間13便の飛行機が轟音を立てて羽田に向かい着陸します。南風時(これは主に夏の時期です)15時から19時の4時間です。
先日ある人から聞きました。大井町駅300mというが、海抜300mと言う意味であれば、大井町駅付近は実際には300mより低いのではないか。区役所の標高は20メートル弱です。とすると280メートルぐらいと考えるのか??
騒音に関しては、4時間の間4~5分置きに1基の旅客機が地下鉄の電車並みの80デシベルの轟音でと言われています。地下鉄は電車と電車の行きかう間に音のない時があります。しかし飛行機は遠くから音が聞こえ、過ぎ去っても音は聞こえ続けています。だから当たり前ですが上空の一通過点で80デシベルの音が聞こえるわけではないということです。
そして羽田空港の離着陸が過密になるということは、偶発的にゴーアラウンドの回数も増えることになるでしょう。そうしたら4分ではなく3分に1機が上空に現れ、飛行機が一直線に並んでる姿ということがありうるのか?!
騒音による健康被害、騒音や落下物恐怖のストレスで精神的な病気になる人もいるかもしれません。しかしその因果関係を住民が証明しなければならないのであれば新たな公害問題です。
品川区の場合は、今は何もない状況が180度、ゼロが100という激変になろうとしているのです。
みんな自分ごとで考えないと、とんでもないことになります。もしこの計画が許されてしまえば、今は4時間ですが、なし崩しで4時間が5時間、5時間が6時間、となるやも知れません。今が区民がきっぱりNO!と考えを示す最後のチャンスになると思います。
2月11日(祝・土)大井町アトレ3階11時から16時まで国交省の説明会があります。参加して反対表明をしてください。
羽田空港には常設で騒音を体験できるコーナーがあります。第1ターミナル北ウイング3階です。イメージがわかない方はそちらに行き、自分ごとにすることをおすすめします。「大事なことは市民が決める」そんな市民社会をめざしてみんなで連帯しましょう。(井上八重子)