議会報告ニュースをお届けしています

区議会第4回定例会報告駅頭を大井町阪急前で行いました。2023年1月15日

品川・生活者ネットワークの議員が3人となり、新しい議会報告ニュースをお届けしながら、区政へのご意見を議員と共に伺って歩いています。補欠選挙のことが話題になったり、寒い中わざわざありがとうございますと言っていただいたりと、つかの間の対話をさせていただいています。

やはり、羽田の都心低空飛行については騒音も迷惑だけれど、落下物があったら都心では大惨事になりかねないと心配する声が多いです。
羽田空港の運航計画・運行状況について整理分析をして、情報提供してくださる方がいます。
その方の資料によると、羽田の運航計画(6時から23時)は2023年1月1日の日当たり1,166回(年間42.6万回相当)〔2021年2月1日の日当たり1,164回(年間42.5万回相当)〕であり、機能強化前の1,224回(年間44.7万回)に満たない状況。

実際の運航状況と言えば、2023年1月1日の運航率が国内線99.8%、国際線90.4%〔2021年2月1日の運航率が国内線33.4%、国際線19.1%〕です。
なお、2020年4月~2023年1月までの欠航率は、国内線(75.8%→0.2%)国際線(93.7%→39.6%)ともに縮小傾向にあります。

結論から言えば、現在の運航計画・運行状況では、羽田空港現行ルート(海から入って海から出る)で十分運行できるため、新飛行ルートを運用する理由がありません。

国土交通省は羽田空港の機能強化を声高に叫ばなくとも、国内にある空港を活用して、観光立国『日本』をめざすべきではないでしょうか。

(井上八重子)