新しい年を迎えて

2009年の年明けを田舎で迎えました。房州安房の道路にはお正月というのに黄色い菜の花が咲いているのには驚きました。暮れからお正月と風もなく穏やかな日が続き、日頃世話の出来ない母親の介護をしながらゆっくりと流れる時間を過ごしました。

さて新しい年の干支は牛です。実家では子どもの頃に3頭の牛を飼っていましたので、搾りたての生牛を毎日飲んでいました。私の元気の源はここにあるのかもしれません。
この牛たちは体にとまったハエをしっぽではらう時もばったりと横に寝る時もすべてがゆったりとしていました。

昨年の暮れから派遣切りで職も住まいも同時に失う人たちが路上にあふれ、さらに年度末までにリストラされる人が8万を超えると報道されるような大変な年です。しかしこんな年でも前に進んで、市民が元気なまちであるような良い年にしていきたいと思います。

ねじれ国会で政局ばかりが取りざたされ国民の生活を守るための政治が忘れられています。政治を市民に取り戻さなければこんな状態がずっと続いてしまします。今年の夏には都議会議員選挙があります。生活の中から課題を解決する市民が主役の政策を生活者ネットワークは提案していきます。

私も牛のようにゆっくりでもいい、しっかりと生活の中の声を区政に反映できるように取り組んでいきます。どうぞよろしくお願いします。(井上八重子)

写真は内房線館山駅に飾られた花のモニュメント(牛ではないようです!)