いらんじゃろう上関原発 人も自然もいきものも

2016年5月17日 18時25分 | カテゴリー: 活動報告

祝島の島民やカヤックの若者そして全国から応援してくれる皆さんのおかげで、清水敏保さんは粘り強い運動ができると言います。しかし、どうしてこんなきれいな海を破壊するような計画が今も続くのかという静かな語りですが、大きな怒りが伝わってきました。

祝島の島民やカヤックの若者そして全国から応援してくれる皆さんのおかげで、清水敏保さんは粘り強い運動ができると言います。しかし、どうしてこんなきれいな海を破壊するような計画が今も続くのかという静かな語りですが、大きな怒りが伝わってきました。

去る5月14日(土)、東京ウイメンズプラザで上関原発どうする~瀬戸内の自然を守るために~(略称上関どうするネット)が主催する標記のイベントが今年も開催され、品川ネットの区議会議員、田中さやかさん吉田ゆみこさんと一緒に参加しました。

「奇跡の海」として知られる山口県上関田子ノ浦に原発計画が持ち上がったのは、1982年、34年も経ちます。上関原発計画予定地は中国地方の山口県、瀬戸内海側の先端に位置します。

原発そのものが大きな危険をはらむだけではなく、建設にともなう海の埋め立ても生態系に大きな影響を与えます。予定地から約3.5キロの瀬戸内海に浮かぶハート型をした上関町祝島に暮らす人たちを中心に、粘り強い反対運動が現在も続けられていて、建設計画は現在中断しています。
住民を中心にした人たちの反対で34年も実現できないにも係わらず、かつ、東京電力福島第一原子力発電所の爆発事故を経験してもなお、中国電力が新規の原子力発電所を建設しようと躍起になっている様は滑稽としかいいようがありません。

久しぶりに小出裕章さんにお会いしました。      核のゴミの処理を、子どもたちに「押し付けること」という自覚と覚悟がない大人が、原発を動かしてはならないと小出さんは言います。安倍首相と原発推進派にその覚悟を問いたい。

久しぶりに小出裕章さんにお会いしました。      核のゴミの処理を、子どもたちに「押し付けること」という自覚と覚悟がない大人が、原発を動かしてはならないと小出さんは言います。安倍首相と原発推進派にその覚悟を問いたい。

上関は中断してますが、裏をかいて、いつ中国電力が動き出すかも知れず、安心はできない状況です。そんな中、昨年12月、愛媛県知事が中国電力伊方原子力発電所の再稼働に合意してしまいました。瀬戸内海の西の出入り口に位置する伊方原発で事故が起きれば、瀬戸内海全域への影響は計り知れず、こちらも見逃すことができません

今年のイベントでは専門家であり、長年各地の市民側に立って活動を続けて来られた小出裕章さん瀬戸内海の海を守ろうと反対運動を引っ張ってこられた清水敏保さんのお話しを聴くことができました。

清水さんは、「反対運動を始めたのが27歳で、もう還暦を過ぎましたよ」と冒頭いいました。俺の人生返せ~~という心の叫びを聞いたような気がしました。
このウイメンズプラザで清水さんの話しを聞くのは2度目です。(2014年7月29日HPで報告)一時、福島原発事故の後、山口県知事が、埋め立てを中断という判断を出したと聞いたときにはCIMG4679トリミングこのままあきらめるのかと期待しました。が、しかし中国電力はこともあろうに、清水さんも被告のひとりですが、反対派の住民を、工事を邪魔したと損害賠償請求の裁判を起こしました。今でも争われているのですが、裁判所に全国からたくさんの人が傍聴に来ているので、生半可な、いい加減な判決は出せないと裁判所も慎重に構えているのが分かると清水さんはいいます。粘り強くあきらめない祝島の人たちを今後も応援したいと思っています。(井上八重子)