あす2月19日(水)から品川区議会第1回定例会が始まります
午後1時に開会し、区長の施政方針、大会派順に代表質問、一般質問が続きます。
質問者は品川区議会のHPに掲載されています。
区長の施政方針は2014年度の特徴は過去数年間「重点課題」として取り組んできた待機児童対策と高齢者の安心の住まいが外され、防災対策1本に絞られたということでしょうか。
まだまだ待機児童対策や高齢者の住まいの問題は、道半ばでありこれからも引き続き力を入れていかなければならないところです。代表質問や一般質問でこのことに触れている議員がいますから答弁に注目しています。
さて災害に強いまちづくりが重点課題になっていますが、なるほど2014年度歳出予算の土木費が前年度比42.7%も増加しています。防災センターを防災拠点として改修、防災公園目的に取得したJTアパート跡地にヘリポート建設、木造住宅密集地域全域に木造住宅除却助成新設などが予算化されています。
防災に対処する施策でこういったハード的なものはマスコミ的にはインパクトがありますが、本当に必要なのは住民の防災意識をどのように高めていくのかという、協働の部分の取り組みです。
例えば、東京都が突如、特定整備路線に都市計画道路補助29号線を指定しましたが、3.5kmの道路の7割が住宅という現状で、品川区が住民との協議を一度もしないままそこのけそこのけのまちづくりは論外といえます。災害に強いまちづくりを両者が望んでいるにもかかわらず、結果的には事業をすすめる行政も住んでいる住民も不幸です。(井上八重子)