最後の一般質問を12月12日に行います

質問作りのために、たすけあいワーカーズのメンバーとともに介護保険・地域包括ケアについてのヒアリングを行いました。(2014.11.17高齢福祉課)

品川区議会では一般質問に与えられる時間は1議会一人5分しかありません。さらに質問時間は1回最低20分と決められているので、年間4回開かれる本会議で結局1回、1年に一度しか質問の機会がありません。質問者は会派ごとに決めることができますから、ずっと以前は質問をしない古参議員がいたようですが最近は押しなべてみなさん年1回質問をしています。 

私も2003年初当選以来今年で12回目の一般質問をします。1年一度しか本会議場での質問ができませんから、いつまでたっても「慣れる」ことができません。生活者ネットのある34自治体の内、市部の議会では毎回本会議で質問ができるようなので、内容が細かく突っ込んだやり取りができています。
一問一答を行う議会や行政に向って質問席が設けられている議会など議会運営は様々です。

 市民に開かれた議会改革に取り組んできた生活者ネットワークの20年、そして私の12年間でしたが、なかなか思うようにはいきませんでした。そんな中でも成果として議場に車いすの方も傍聴できる昇降機をつけられたこと。議員の一般質問の項目が通告翌日には区議会HPで公表されるようになったこと。委員会で審議する内容を事前にHPで公開できたこと。CATVの放送枠に再質問まで入れられたこと。傍聴者の託児の要請にこたえられるよう場所を確保したことなどあげることができます。

 最長3 期12 年で議員を交代するローテーション制も、暮らし発・多様な生活者の声を区政に届ける「市民の政治改革」の一つです。生活者ネットワークは吉田ゆみこさん田中さやかさんとのローテーションへの賛同者を増やし、継続した議会改革への取り組みを推進します。

 というわけで第4回定例本会議二日目の12月12日(金)に最後の一般質問を行います。順番が最後ですから15時近くになると思いますが、お時間がありましたら皆様傍聴にお越しください。

質問項目は以下になります。 

1.子どもに寄り添う、子どもが主役の学校づくりについて
(1)学校いじめ防止基本方針策定について
(2)いじめ条例について
(3)小中一貫教育推進委員会について
2.介護保険制度改正と地域包括ケアシステムの構築について
3.空き家の活用について
4.リニア中央新幹線計画において区が行うべき役割について
5.まちづくりに市民自治を活かす自治基本条例の制定について