意見募集開始!

品川区食品衛生監視指導計画案

 大分県や山口県で発生した鳥インフルエンザはたいへん気がかりな問題になっています。感染経路をはっきりと調査し公表して迅速に対応してほしいものです。食に関する消費者の不安は身近なところでも食品の偽装表示や輸入野菜の残留農薬などたくさんあります。

 私は昨年の決算特別委員会で『食品衛生監視行動計画』について質問をしました。今までは、都が作成した監視指導計画に準じて各保健所が夏場や年末に食中毒対策や不正表示を摘発して指導していました。しかし2003年5月に食品衛生法が改正され、品川区でも独自に『食品衛生監視指導計画』をつくる事ができるようになりました。決算特別委員会で保健課長は指導計画を策定し区民に公開すると答弁しました。

 2月21日の広報しながわに『食品衛生監視行動計画案についての意見を募集します』と掲載されました。
計画案は区のホームページや保健所・保健センターの窓口で見ることができます。私は区のホームページを見てみました。区民が区の事業に関心をもって「審議会や協議会の内容を知りたい」とか、「意見や提案を伝えたい」などと思ってホームページを開いたとすると、品川区のものは非常にわかりにくいですね。意見募集項目が一覧で見られるようにトップページに載せるなど、もっと工夫するよう提案していこうと思います。

さて、計画案は保健高齢事業部を開くと見ることができ、意見募集の期間は3月12日(必着)までです。食中毒事故発生時対策が具体的には不明なことや区民・事業者・行政間の意見交換(リスクコミュニケーション)の年間実施予定がすべて「未定」となっていることなど問題があります。皆さんも気になることを意見として提案してください。

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