市民には不毛の議論が繰り返された

品川ネットは市民に開かれた議会改革に取り組んでいます。昨年暮れに議会改革の要望書を議長に届けました。(HP2月26日)

提案の中の2項目について議会運営委員会(以下議運)の議論になりました。①議員の本会議の一般質問項目の事前公開 ②委員会傍聴者への資料提供
①は議運メンバーの賛成が得られ、本会議の5日前ぐらいには議会ホームページに公開されることになりました。②については請願代表者名等の個人情報の扱いと情報公開請求との関連で初回は会派持ち帰りで検討という事になりました。
再審議では、おおむねすべての委員が「資料提供に合意」しているところでした。しかし委員会1部の閲覧という議長提案に、傍聴者数だけ用意する、傍聴者が欲しい資料はコピーできるようにするなど、議長提案に新たな要望が出されました。
結果的には自民党からそんな話まで持ち出されるのであれば、傍聴者への資料提供は合意できないということになって、この提案はつぶされてしまいました。

だれのための議論だったのか?市民の側にたてば、不十分ではあるけれど、市民への情報開示につながるのだからと、まとめる発言をする人がいなかったのかと残念でなりません。

ちなみに議運の委員は自民(鈴木真澄、松沢利行、渡辺裕一、須藤安通、山内晃)公明(武内忍、若林広毅、浅野浩之)共産(菊地貞二、宮崎克俊、)民主(土井洋一、阿部祐美子)無ク(須貝行宏)の13人です。(敬称略)

傍聴者をカヤの外において、議員と行政職員だけが関連資料を見ながら政策の議論をしているというのは中途半端な委員会公開にすぎません。早くその事に品川区議会も気づいて欲しいと思います。(井上八重子)

品川ネットと市川和子、井上八重子は変えなきゃ!議会 自治体議会改革フォーラムに賛同しています