残念なことに傍聴できず

総務委員会で審議が開始されました

 15日(金)の都議会総務委員会で原発都民投票条例の本格的な審議が始まります。昨日は請求代表人の意見陳述に100人以上の傍聴者が詰め掛けたにもかかわらず、52人しか傍聴を認められなかったと聞きました。さすが二日目ですから、市民の代表である議員の側は何らかの対応がされるだろうと期待しましたが、昨日と同じでやはり傍聴希望者が排除される結果となりました。(昨日の様子は品川・生活者ネットワークHP原発都民投票ブログでどうぞ)排除組の一人が私です。

数に漏れた都民が職員に、傍聴は都民の権利なのに傍聴席の確保をしてくれないのか、議員に傍聴ができない人がいる事を伝えてください!!と食い下がっていました。気持ちは当然ですが、職員は決められたルールに沿って働くだけの権限しか持ち合わせていません。議会のルールを変えられるのは議員です。しかしほとんどの議員はなるべく議会を開きたくないし、傍聴になんか来て欲しくないと思っています。

普通の市民感覚をもつ生活者ネットの議員が議会という場に入り込んだ結果、市民の権利を主張して情報公開が進んできました。開かれた議会改革はネットの議員がいたからと自負しています。

都議会はあんな立派な委員会室がありながら、音声を外部に届ける装置が一部屋もありません。(予算委員会室にはあるらしいのですが、予算審議のみしか使えないので無いに等しいのです)設計から情報公開のかけらもなかったのです。あきれます。
この経験を知った人から声を上げて活かして行きましょう。議会の非常識をどんどん拡散させて、共感する人を増やして変えていきましょう。

市民に役立つ議会に変えるのは市民の力です。(井上八重子)