決算特別委員会報告その①
10月2日から2011年度の予算執行を審議調査する決算特別委員会が始まりました。会計の区分である款別に7日間、10時から6時近くまでかかります。
2日歳入、3日総務費、4日民生費、5日産経・衛生費、9日土木費、10日教育費、16日総括質疑・賛否の態度表明となります。最終日の16日(火)だけはケーブルテレビの放映があります。会派を代表して大倉議員とともに井上八重子が総括質疑に立ちます。
開会時に区長挨拶に続いて、今年は異例の教育長発言がありました。
区内の男子生徒が9月26日自宅で自殺したことについての報告が行われました。冒頭教育長・次長が哀悼の意を表明後、今後の教育委員会の取り組みが語られました。教育長をトップにした調査対策委員会を設置して原因究明と再発防止に取り組むということです。ご遺族の方の思いを尊重して、ことに取り組むという表明がありましたので、調査を見守りたいと思っています。
大津の自殺の問題の後に全国各地で自殺の問題が報道されています。私は品川の子どもの自殺を聞いたときに、連鎖が怖いと思いました。子どもたちが自分の行動を今、振り返っているのだと思います。気づいていたのに声が出せなかった、見て見ぬふりをしていなかったかと、いろいろな感情に押し潰れそうになっている子がきっといるに違いありません。早急に子どもたちの心のケアが必要です。原因究明とともに子どもたちの心に沿う対策を求めます。(井上八重子)