「わが家の防災ハンドブック」お手元に届きましたか

3月中旬から全戸配布されている防災ハンドブック

2008年に全戸配布された「わが家の防災ハンドブック」は区民の皆様には知られずに活用されずにもったいないことをしたという反省の声が聞かれます。

ですから、改訂版の「わが家の防災ハンドブック」作成に当たっては生活者ネットワークでも防災学習会や防災ゼミの機会にいろいろと意見交換をして区への提案をしてきました。区議会でも震災対策特別委員会で様々な議論が行われました。

一時避難所へ避難という誤解を解く表記の工夫、、防災備蓄や避難持ち出し品リスト、身近な応急処置等、区民が読んで分かりやすいもの、等の提案を行いました。

防災意識の向上につながるいくつかの項目のチェック表もあり、まずは読みこなして活用してみようと思えるものになっていると評価したいと思います。

(清掃事務所発行の「ごみ・資源の分け方・出し方」同様に事前に吊るし穴を開けて欲しいという要望は採用されませんでしたが、ご自分で穴を開けていつでも見られるところに置きましょうね)

お手元に届いた改定版「わが家のハンドブック」のみなさんの評価はいかがですか。ぜひ読みこなしてみてください。そして活用しましょう。

前回の反省から、3月11日号の区報しながわに「3月中旬より各家庭に配布します」と区民に知って欲しいという記事も掲載されました。しかしながら、集合住宅のポストわきの箱に捨てられていたという残念な情報も届いています。

防災対策の基本は、『自分の命は自分で守る』です。家族でも意識して、てんでに避難と決めて避難所の確認をしておきたいものです。次に支えがないと避難が困難な人の情報にアンテナを張っておきたいと思います。

品川ネットでは、このハンドブックで防災学習会を予定しています。詳細が決まり次第、お知らせします。

(井上八重子)