視覚障がい者有志が都議選立候補者にアンケートを実施

210614視覚障害者都議候補公開質問 ニュースのサムネイルあと2日を残して都議会議員選挙の投開票日7月4日を迎えます。

生活の中で気になっている課題や将来めざしてほしい社会像について、いったいどんな考えを持ち合わせているのか。
議員が街中で訴える政策や政策チラシだけでは判断ができない場合があります。
立候補者の姿勢を見極めて、投票するというのは有権者にとって当たり前のことです。
ですから、議員の考えを問うアンケートは、有権者の思いの詰まったものとして真摯に受けとめてほしいと思います。

 

品川区では羽田新飛行ルート問題についていくつか公開質問が行われています。

その中の一つに、視覚障がい者有志の皆さんが「歩行ができない視覚障害者の会」として『品川上空を飛来する飛行機の騒音で安心して歩行ができない視覚障害者についての質問』を6月9日に7名の候補予定者の方に送付しています。

回答が寄せられたのは、あべ祐美子さん、白石たみおさん、筒井ようすけさん、森沢きょうこさんの4名で、自民・公明の3名の方は無回答でした。

音を頼りに生活を営む視覚障がい者の皆さんにとって、航空機の轟音は、命にかかわる問題であるといっても過言ではありません。
道路を走る車のエンジン音や横断歩道の信号機の音がかき消されてしまいます。
まちのあらゆる音、たとへばコンビニのドアの開閉音やパチンコ屋の音、マンホールの水の流れる音など、小さな音でも貴重な音源だそうです。
その切実な思いのアンケートです。回答速報ニュースをいただいたので、紹介します。以下リンクをクリックしてください。ニュースは両面です。

品川上空を飛来する飛行機の騒音で安心して歩行ができない視覚障害者についての質問』回答ニュース

(井上八重子)