リニア中央新幹線 シールド工事にかかわる説明会が開催されます

シールドトンネルにおける安全・安心等の取り組みについての説明会のお知らせ

〇日時 2021年6月8日(火)14:00~(開場は30分前)

〇会場 大井町きゅりあん8階大ホール(品川区東大井5-18-1)

    JR京浜東北線、東急大井町線、りんかい線「大井町駅」徒歩2分 

210608リニア説明会のサムネイル

リニア中央新幹線については過去にこのホームページでも何度か取り上げています。2018年4月6日掲載
【ほかにも、このページの検索欄でリニアと表記してみてください】

リニアは環境破壊を伴う計画ですが、今回の説明会は、東京外かく環状道路(関越~東名)工事の道路陥没事故を受けて行うものです。大深度地下工事で昨年10月、調布市の住宅街で道路の陥没がありました。また11月には、東京外かく環状道路本線トンネル工事現場付近で相次いで地中の空洞が確認されました。品川区内の地下を掘り進むリニアのシールド工事も同様な懸念があります。

大深度法とは、ざっくりいうと地上に住む住民の承諾を得る必要もなく、地下40メートル以深の空間を勝手に掘ることを許されている法律です。調布市の住民は、工事をすすめる東日本高速道路に対して、工事が始まって以来、家屋の揺れやヒビ、ズレという現象を訴えていたといいます。またこのトンネル工事の事故で初めて地下深くでトンネル工事が行われているということを知ったという方もいたようです。

自分の家の地下深くでトンネル工事がいつの間にか始まっている。そんなことが、いま北品4丁目の立て坑(品川学園付近)から大深度でシールドトンネル工事で行われようとしています。計画ルートは、区内では北品川4丁目から目黒川の地下を通って、中延、旗の台、そして大田区へと伸びています。
今回の説明対象エリアは品川区、大田区、世田谷区と広範な住民を対象にしています。

開催チラシはこちら

井上八重子