いながき孝子と品川ネットは、12月4日執行の区議会議員補欠選挙に再挑戦します。

10月29日午後、2023政策発表集会「私らしく生きるための政治」を東京・生活者ネットワークが開催しました。12月4日に行われる品川区議会議員補欠選挙の候補予定者、12月25日に行われる西東京市議会議員選挙の候補予定者2人と、2023年統一選(区議会議員選挙・市議会議員選挙)(4月23日)の第一次公認候補予定者25人の発表を行いました。集会の前半では、法政大学教授で国会パブリックビューイング代表の上西充子さん(写真中央)に、「一人ひとりが行動して政治をつくる~市民に届く言葉とは?~」と題してご講演いただきました。 集会後の集合写真(いながき孝子、田中さやか、吉田ゆみこも参加しました。)

12月4日(投開票)に区長の再選挙に伴い区議会議員の補欠選挙も行われます。
前回(10月2日執行)選挙で次々点となったいながき孝子ですが、13,360人の方がいながき孝子を区議会へと推してくれました。

 

騒音と落下物に日々悩まされ、新飛行ルートを撤回させたいという区民の思い。国の言いなりでしか発言できない区議会議員をこれ以上増やしてもダメだという区民の思い。価値観が多様化している時代において、自治体政策を決める議会議員には、『俺についてこい的な議員』ではなく、女性議員を増やしていこうという品川・生活者ネットワークの主張への賛同。そしていながき孝子の約束「人権を守り自治を進める、参加と民主主義が行き渡る品川に!」の訴えに賛同してくださって13,360人が投票用紙に「いながき孝子」と書いてくださった事実の重さをかみしめました。

 

品川ネットは田中さやかと吉田ゆみこが独自会派「品川・生活者ネットワーク」を構成し、議会活動を行っています。選挙によって選ばれた個々の議員が職責を果たせるよう尊重しなければならないことは当たり前ですが、一方で数こそがものをいう議会という現実があります。
生活者ネットワークは、議会に少ないといわれる女性議員を自治体議会に送り出してきました。40年の活動の中で都内自治体にある生活者ネットで219人の議員経験者がいます。品川・生活者ネットワークは1995年に初の議員を送り出し、2003年には議員の複数化を実現、それ以来ネット単独議員3人の交渉会派をめざしてきました。そのチャンスが今年の区議会議員補欠選挙と総会で決定し、取り組んできました。

10月選挙落選のあとは、来年の統一地方選挙と覚悟しましたが、新区長が決まらず、全国7例目の再選挙。さらに補欠選挙も行われます。

 

12月4日(投開票)区議会議員補欠選挙(定数2)に向けて、いながき孝子と品川・生活者ネットワークは全力で市民の議席獲得をめざして、再チャレンジします。

 

引き続きのご支援とご協力をよろしくお願いします。

余談ですが、現職区議会議員や市議会議員が首長に挑戦するときに、立候補に合わせて同時失職するのではなく、直前に辞任するという自治体議員も出てきています。品川区の場合は、2名の区長立候補は自明であり、失職ではなく辞任となれば5議席の補欠選挙が行われたでしょう。今後議論が必要だと思います。

(井上八重子)