区民投票条例審議の臨時議会が開会 結果は12月25日
今年も残り1週間となりました。私にとっての今年は「羽田新飛行ルートの賛否を問う区民投票条例制定」の取り組みの一年でした。
ついに、近隣自治体やマスコミが注目する、この区民投票条例の可否が明日12月25日の品川区議会臨時会で明確になります。
品川区議会議員は、地方自治法に定められた住民の権利は保障すべきであると立つのか、住民自治を地方自治を担う議会が拒否するのか。議会の中の力関係で語れるようなものではなく、大変重要な意味を持つものであると、住民も議員も認識しなければならない事柄です。
国の決めることであっても、その決定のプロセスには「住民の意思が確認されなければならない」と信じてこの活動に取り組んできました。その結果が明日の本会議で議長を除く39名の品川区議会議員に託されます。きっと簡単な判断ではないと承知していますが、党利党略で決まるような結果ではく、もちろん党議拘束などもってのほかで
す。
明日の議場の採決は、品川区民の住民自治を測るバロメーターになります。政党支持にに関係なく頭上に航空機が通過し、様々な影響を
受けるのです。一人ひとりの議員に区民の声が届くことを願いたいと思います。注目しましょう。応援されている議員の去就に注目しましょう。
ちなみに12月23日には横浜市の住民団体が、カジノ誘致の賛否を問う住民投票条例を林文子市長に直接請求しました。
住民自治の動きが拡がっています。政策に賛成反対はさておき、住民に保障された権利を奪うことがないよう、横浜市にもエールを送りたいと思います。
(井上八重子)